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マルコ

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第24回:男だけど、女性向け官能ゲーム『女王蜂の王房』の主人公に自分の名前をつけてプレイしてみた



様々な場面設定で声優さんの演技を楽しむ「シチュエーションCD」。中でも人気のシリーズ『女王蜂の甘美なる交合』から生まれたPCゲームが『女王蜂の王房』です。フルール文庫ではノベライズ版も出ており、好評発売中となっています。

以前、この連載でも「18歳以上推奨シチュエーションCD『女王蜂の甘美なる交合』を、あえていろんなシチュエーションで聞く。」というタイトルでご紹介させていただいたのですが、その『女王蜂の王房』が、なんと今、手元にあるのです! ありがとうございます! ありがとうございます! インストールしながらワクワクしております。

しかしですよ、おもいっきり女性向けな上に18歳未満禁止ということで、どう考えても禁忌の扉を開けてしまう予感しかないわけですが、果たしてこんな冴えないオッサンがプレイしても大丈夫なのでしょうか。

……大丈夫ということで話を進めさせてもらいますけども。

さてさて、まずは本作『女王蜂の王房』について説明しますね。

今回は「めのう編」ということで、主人公の一人である「めのう」の物語が描かれています。


 めのうは「蜂」の一族の王女。

「蜂」は浮島(うきじま)をコロニーとし、女王蜂を頂点として日々を暮らしている種族です。一方で、「下界」と呼ばれる地上は、ヒトの住む世界であり、蜂にとって、食料源であるヒトを狩る狩猟場となっています。また、ヒトにとっても蜂の蜜は不老長寿の薬として知られており、それ故に蜂を狩るハンターたちも多いのだといいます。

そんな蜂の王城にて、幼い頃から王女として育てられてきためのう。ヒトを喰うことに抵抗を感じる彼女は、次期女王としての自覚を持てないまま日々を過ごしていました。

ある日、めのうは病床の母から、死んだと知らされていた幼なじみの輝夜(かぐや)が生きていることを告げられ、さらに輝夜暗殺の命令を受けます。時を同じくして、次期女王の夫となるために動き出した雄蜂たち。

女王の座をめぐり、一人の少女の物語が始まったのでした――。


おおっ、なんかめっちゃ面白そうな世界観じゃないですか! 18禁と聞いたときは、最低限のストーリーしかなくて、8割方セックスシーン! みたいなのを想像していたのですが、これはどんなドラマが展開されるのかすごく気になりますね。

では、さっそくゲームスタート!


まず、主人公と、女王の座を争う雌蜂の名前をそれぞれ入力します。デフォルトでは「めのう」「輝夜」という名前が付いているので、


とりあえず主人公の名前を「マルコ」にしておきました。僕はドラクエを本名でプレイするタイプです。

……何も考えずに名前を付けてスタートした後、そういえばこのゲームが18禁であり、雄の蜂を攻略する内容だったことを思い出したのですが、あまり深く考えないことにしましょう。


ゲームが始まると、いきなり眼帯のイケメンが登場。「どうした、マルコ」と、話しかけてきました。えっと、このイケメンは……誰だっけ。


ああ、そうそう、王女の教育係である貴峰丸(たかねまる)だ。って、ちょうどフルールで連載中の「貴峰丸編」の彼じゃないですか。

などと、先ほど見た登場キャラ紹介ページを思い出していると、美少女が登場して「……なんでも……」と返答。その横にある「マルコ」という名前が違和感ありまくりです。

いやまぁ、こうなることはわかっていたはずなのですが、いざこの顔で「マルコ」と呼ばれると、何かいけないことをしているような気になってドキッとしますね。


そんなこんなで貴峰丸に連れて行かれたのは、母である女王の部屋。主人公のマルコはかなりの美少女ですから(なんかこの言い方、恥ずかしいな!)、お母さんもさぞ美しいのでしょう。


思いきり蜂でした。

もう、これ以上ないくらいに蜂でした。

本当にマルコと血のつながりがあるのでしょうか。遺伝子の神秘を見た気がします。

「ヒトを食べたくないです」と言うマルコ王女に向かって、「ヒトを喰わずしてなにが蜂の王女か」とブチ切れる女王様ですが、もしかしてヒトを食べてしまったらお母さんのような姿になってしまうのでしょうか。……だとしたらマルコ王女がヒトを拒否するのももっともですし、周りにいる夫候補のイケメンたちも、もっと真剣にヒトを喰うのを止めるべきだと思いました。


そんな女王蜂から受けた命令は、「輝夜を殺すこと」。輝夜とはマルコの幼なじみであり、幼少期にある出来事で死んだと思われていた女の子です。本来ならマルコと女王の座をめぐって争う立場にあったはずの輝夜が、まさか生きていたとは……! それだけならまだしも、その輝夜を殺せという女王蜂の命令が謎すぎて嫌な予感しかしません。

すると、ここで選択肢が登場。このゲームはこうやって選択肢を選んでいくとルートが分岐していき、誰を攻略するのかが決まります。マルチエンディングなので、ハッピーエンドになるとは限りません。何度も違うルートをプレイすることで、少しずつ物語の中に隠されている真実が顔を見せるという仕掛けなのです。

この後、マルコは様々な雄蜂たちと出会います。


中庭を通りかかったマルコに、雌蜂とのセックスを見せつけてくる皇樹(すめらぎ)や、


お仕置きされることを至上の喜びとするドMの虚(うつろ)など、「個性」などという言葉では片付けられないほどバラエティに富んだ雄蜂たちが登場し、物語に華を添えていきます。

なお、物語の途中、マルコは「下界」に降りることになるのですが、そこでヒトの男たちと出会う場面があります。

もしかして、素敵なイケメンが現れるのか? 攻略できるのか? とワクワクしたのですが、


ひと目で「あ、これは攻略しないな」と理解できてしまったので、何だかんだ言ってやっぱり容姿って大事なんだな、と深く納得した次第です。

現実では「攻略対象キャラ」から外されないように生きていきたいですね。

さて、ゲームの方はそんな感じでなんやかんやあって、




流されるままに道を選んでいったら、どう考えてもバッドなエンディングにたどり着いてしまいました。

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