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第19回:最高にドロドロした恋愛はどれ!? 「ドロドロ恋愛選手権」開幕!


今だから言える、過去のドロドロ恋愛体験談を聞きたい!

……なぜ突然、そんなことを思ったのかというと、現在、好評発売中のフルール文庫『失楽園に濡れる花』を読んだからなのです。



~あらすじ~
処女を捧げた男・ケイトに騙され、無一文になった美貌の院長令嬢・英愛(えあ)。医療ミスが明るみになった父を自殺で失いどん底に堕ちた彼女を救ったのは、謎の美青年・馨だった。復讐相手であるケイトに幾度も嬲られる一方、穏やかな情熱を秘めた馨と惹かれ合う英愛。しかし、そんな中、ケイトと馨が裏でつながっていたことが明らかになる――。



このあらすじでもわかる通り、本作はそりゃもうドロドロした恋愛が綴られたラブ・サスペンスなのです。それをドキドキしながら読んでいるうちに思ったのが、

「皆はどんなドロドロ恋愛体験を持っているのか」

ということ。

気になったら確かめるしかないでしょう!

というわけで、今回は強烈なドロドロ恋愛体験を聞かせてくれるという5人の女性に集まっていただきました。果たしてどんなドロドロ恋愛体験談が飛び出すのか、ここに「ドロドロ恋愛選手権」の開催を宣言したいと思います!



【エントリーNo.1】
引き裂かれたアロハシャツ


Aさん
【当時の年齢】26歳
【当時の職業】会社員


それではエントリーNo.1のAさん。あなたのドロドロ恋愛を語ってください。


「私は当時、3年同棲している彼氏がいました。同棲して2年くらいは家賃や食費も折半していたのですが、彼が会社を辞めてしまい、ヒモ状態になってしまいました」


いきなり「ヒモ」というキーワードが来ましたね。ドロドロ恋愛体験談の頻出ワードです。


「私もただのOLで、彼を養えるほど稼げるというわけではないので、どうにかしてほしいと告げました。そうしたら、彼は突然怒りだして、私の胸ぐらを掴んで振り回したんです。本当に怖くてびっくりして、その日は逃げ出して友人の家に泊めてもらいました。このままだと暴力を振るわれることになりそうだし、自分一人で家に戻る勇気もなかったので、警察の方に家まで同行してもらうことにしました」


それは賢明な判断でしたね。暴力が出てくるとシャレにならなくなりますからね


「家に戻ると不機嫌そうな彼がいて、私はビクつきながらも、警察の人に立ち会ってもらい、この場で別れることを彼に宣言してもらいました。彼には、日時を決めて自分の荷物をまとめて出て行ってもらうことになりました」


話が早い! わりとスムーズに別れ話が進んでいますね。警察にお願いしたのは正解だと思います。


「その当日、彼と会いたくないので、予定の時間に私は家を出ていて、彼には荷物をまとめて出て行ってもらうことにしました。夜になって家に戻ると、部屋はすっきりと彼の荷物がなくなっていました。部屋が荒らされるということもなく、私物だけ詰め込んで出て行った様子でした。ほっとしました」


すごくスピーディーな解決じゃないですか。さてはAさん、デキるビジネスパーソンですね?


「その後、せっかくだから、部屋の掃除でもしようとクローゼットを開けると、息が止まりました」


……!?


「そこには、彼とグアム旅行に行ったときに買ったアロハシャツが1枚、ビリビリに破かれて吊るされていたのです」




は?


「この憎しみが、私に向いたとしたら……と考えると恐ろしくてなりませんでしたが、その後、彼から連絡が来ることはありません。彼とは住んでる場所が近いので、駅などで時々見かけることがあるのですが、彼を見るたびにクローゼットで揺れていたビリビリのアロハシャツを思い出してしまいます」

(最後、一気にドロドロ度上がりすぎだろ……)


【ドロドロ度】★★★☆☆
【インパクト】★★★☆☆
【シャツ代請求してやりたい度】★★★★☆


【感想】


途中までスムーズに別れ話が進んでいたと思ったら、ラストに待っていた急展開。まるでジェットコースターのようなドロドロ恋愛体験談でした。というか、逆に彼はなぜアロハシャツだけを破っていったのかが気になります。普通に考えると、出ていく前にアロハシャツを発見して、グアム旅行を思い出してカッとなった……という感じだと思いますが、僕はあえて「ほかの服もビリビリにしてやろうと思ったものの、非力だったため生地の薄いアロハシャツしか引き裂けなかった」説を推したいですね。



【エントリーNo.2】
一夫多妻制のバンドマン


Bさん
【当時の年齢】22歳
【当時の職業】OL生活1年目


“バンドマン”という時点で嫌な予感しかしませんが、それではBさんのドロドロ恋愛体験談を聞かせてください。


「学生時代に出会った彼――仮にA君とします――はビジュアル系のバンドマンでした。出会いは居酒屋でナンパされたことです。当時のビジュアル系のバンドマンはホストと並ぶヒモ系職業(もちろん総てではないです)で、A君は彼のバンドの絶頂期にその王道を歩いておりました。付き合う際、本人に『俺には家賃の女、食費の女、携帯代の女、光熱費の女がいる』と、ほかの女がいる宣言をされていました」


バンドマンでヒモで浮気宣言……ダメ男のフルコースじゃないですか! 「ふざけんな!」ってバシッと言ってやりましょうよ!

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