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マルコ

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第18回:レンタル彼氏と浴衣デート! 達人のエスコート術を学ぼう!

突然ですが、フルール文庫の人気小説『恋色骨董鑑定譚~アンティーク・キャラメリゼ~』が、現在絶賛発売中です。洋風旅館で住み込み仲居をする夏子と、長期宿泊客の骨董鑑定士・津田の大人の恋愛小説。28歳の女性と40代の男性という大人の男女による、しっとりと落ち着いた雰囲気は、まさに大人が読むのにぴったりの小説です。

で、僕の手元にもまさに今、この本があるわけなのですが……。


読んでいてムクムクとわき上がってきた気持ちがありまして。

それは、「和服、最高!」ということです。

旅館の仲居の夏子も、骨董鑑定士の津田も、どちらも仕事柄和服を着用しているのですが、これがまた風流で雰囲気が良いんですよね。


僕は普段、和服をめったに着ないため、憧れだけが募っていきます。あ~和服いいなー季節的に夏だから浴衣とか着てみたいなー浴衣デートしてみたいなー。

そんなことを言っていると、フルール編集部からこんな提案が。

編「そういうことなら、浴衣デートしてみませんか? ちょうど神楽坂まつりが開催されますし。お相手は手配しますので」

――ままま、マジですか!? するする! 浴衣デートします! で、お相手は?

編「それは当日のお楽しみということで(ニヤリ)」

……ということで、7月23日、神楽坂まつりの初日に浴衣を着て、神楽坂にやってきたのでした。


前に着たのがいつか覚えてない……ひょっとしたら人生初浴衣!


うわー、人が多いな~。

さーて、今日デートするお相手の方はどちらかな……。

んっ?

※マルコ’s Eye



な、なんだ? すごいイケメンがいるぞ……?


※マルコ’s Eye



!! こっちを見た!

イケメン「初めましてマルコさん。レンタル彼氏の里中敬浩です。今日はお祭りを楽しみましょう」

!!!!

編集さ―――――――ん! 集―――――合―――――!!

編「はいはい」

――ちょっと! どういうことですか!

編「この方が今日マルコさんとデートしてくださる『レンタル彼氏Tokyo』の里中さんです」

※マルコ’s Eye



「よろしくお願いします!」

……うん、なんかね、あまりにも話がスムーズに進むんで、何かあるなって予感はしてましたよ……まさかこういう方向性の浴衣デートだとは思いませんでしたけども……。

編「ということで、本日はマルコさんのお望みどおり、浴衣デートをたっぷり楽しんでくださいね!」

ええい! そういうことなら楽しみますよ! 楽しみますとも!

というか、レンタル彼氏ということは、これまでにたくさんの女性とデートしてきた経験があるわけで、その意味では“女性をエスコートする達人”といっても過言ではないわけですよね。

だったら、この浴衣デートを通して、そのスキルを学ぶことができるんじゃないだろうか! よーし、イケメンの恋テクを盗むぞー!

※注意:レンタル彼氏に男性が申し込むことはできません。今回は特別にお願いしています。



――それじゃあさっそく行きましょうか、里中さん。

「敬浩でいいですよ! それと、せっかくだからタメ語にしませんか?」

――えっ。






【学び、その1】
イケメンは距離の詰め方が上手い。



――それじゃあ敬浩くん、さっそく屋台を見て回ろうか。


――へ~、神楽坂まつりって初めて来たけど、飲み物も食べ物もいろんなのがあるんだなー。夏祭りっていったらビールばっかりかと思ってた。


「マルコさんはお酒飲める人?」

――飲めるよ! 最近はワインが好きかな。


「そうなんだ! 僕もワイン好きだよ、今日は暑いからスパークリングワインが飲みたいね。あっ、ちょうどこのお店でワインを売ってるね!」

――え、あっ、本当だ……。


※マルコ’s Eye




【学び、その2】
イケメンは周りをよく観察しながら話を広げる。



「それじゃあ乾杯! おつかれさま~」

――うーん、何か普通にワインを飲んでしまった……スパークリングワイン、おいしいなー。

「それじゃあ、もう少し見て回ろうか」


――神楽坂まつりは初めてだなあ。

「そうなんだ? マルコさんは東京出身?」

――いや、愛媛だよ。

「愛媛なんだ! 僕、松山に行ったことあるよ」

――え、本当? どんな印象だった?

「すごくいいところだったよ。愛媛といえば……(以下略)」

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