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大人気サイト「カフェオレ・ライター」管理人・マルコが昨今の気になる恋愛・官能コンテンツについてゆる~く語ります。 カフェオレ・ライター マルコの官能リサーチ

マルコ

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第4回:明日から使えるスタイリッシュ淫語

中学生くらいまで、淫語、つまりエロスな単語を口にするのがものすごく恥ずかしい時期がありました。

たとえば黒板に悪ガキが「S◯X」とかでっかく書くわけですよ。で、クラスメイトをつかまえては「◯の中に何が入るか言ってみろよ~」なんてニヤニヤしながら迫るわけです。大人になってからやると完全にセクハラで懲戒免職ものの発言ですが、中学生ということで何となく許されていたのです。

んで、その攻撃が僕にも来たりするわけですが、「I(アイ)かな~? それともO(オー)かな~?」みたいなノリでごまかしてました。おかげでSから始まってXで終わる英単語にやたら詳しくなったわ!



……ま、それはともかく、皆さんにもそういう経験ありませんか? というか、SEXとかそういう露骨な単語は当然として、淫語ってどれも大きな声では話しにくいものばかりですよね。

ここで僕の基準を述べさせていただくと、外出先で口にできるのって、せいぜい「キス」とかそのレベルで、「オナニー」とかになるともうキツイ。「ペニス」 とか「アナル」もダメ。「コンドーム」もアウトかな……。

しかしですね、それは不自由だと思うわけですよ。だって会話の流れで、淫語を口にする機会があるかもしれないじゃないですか。

特にフルール編集部なんて、官能小説を扱っているわけですから、そりゃあ打ち合わせや会議で淫語の一つや二つ出てきますよね。時には作家さんとオシャレなカフェで打ち合わせることがあるかもしれない。そんなとき、淫語を口にできないなんて、そんな不便なことはありませんよ。

ならばですね、淫語らしくない新たな淫語を考えようじゃありませんか。スターバックスでも堂々と口に出せるスタイリッシュな淫語を!



【レベル1】アルファベットで略す

言葉をスタイリッシュにするために世間でもっとも使われているメジャーなやり方は、アルファベットで省略するというものです。たとえば「卵かけごはん」 を「TKG」と略すと、急にかっこいい雰囲気が漂ってきますよね。「今日のディナーはTKGなんだ」なんて会話が耳に入ってきたら、「おや、どこのハイソなご家庭だろう」なんてもんですよ(まぁTKGはだいぶ一般に周知されてきましたが……)。

そこで、淫語もアルファベットで略してやれば、スタイリッシュかつ外でも堂々と言えるようになるのではないでしょうか。元の言葉を略しているだけなので覚えるのも簡単です。



つまり、こういう風になります。

・セックス→【SX】
・オナニー→【ONNI】
・フェラチオ→【FTO】
・クンニ→【KNN】
・射精→【PUPU】
・舐める→【NMR】
・濡れる→【NR】
・愛撫→【AB】
・勃起→【BK】
・挿入→【SN】
・喘ぐ→【AG】
・ペニス→【PNS】
・コンドーム→【CDM】
・精液→【SMN】
・乳首→【TKB】
・アナル→【ANL】
・クリトリス→【CTR】
・膣→【TT】
・愛液→【AE】
・処女→【SJ】
・童貞→【DT】
・正常位→【SJI】
・騎乗位→【KJI】
・後背位→【KHI】
・対面座位→【TZI】

ちなみに【CTR(クリトリス)】はウェブ広告でいうところの「クリック率」のことなので、会話に出てきても「ああ、IT業界の人なのね」としか思われないはずです! たぶん! 保証はしないけど!

さて、これらを実際にフルールの小説に当てはめると……


「花のころはさらなり」/住吉いこ著 より》

 指先の間を、徐々に広げる。左右の花びらを割り開き、自分の目でも確かめたことのない場所を、久野に向かってさらけ出す。愛液で浸され、充血する淫らな口を。

  ↓

 指先の間を、徐々に広げる。左右の花びらを割り開き、自分の目でも確かめたことのない場所を、久野に向かってさらけ出す。【AE】で浸され、充血する【TT】を。

うーん……。


「花のころはさらなり」/住吉いこ著 より》

 ゴムの輪の、ちょっと太くなったふちがこすれるほどぴったり挿入されていたものがずるりと抜けていき、そうすると往路とはまた別の愉悦が身体中に走り、真澄に嬌声を上げさせる。

  ↓

【CDM】の輪の、ちょっと太くなったふちがこすれるほどぴったり【SN】されていたものがずるりと抜けていき、そうすると往路とはまた別の愉悦が身体中に走り、真澄に【AG】を上げさせる。

……なんだろう、この「一番大事なところを隠されてしまってる感」は……。スタイリッシュっていうか、理系のレポートでも読んでいる感じになってしまいました。


【レベル2】音楽用語で例える

淫語を直接口にするのは気恥ずかしい……それなら何か別の用語で例えてしまえばいいのです。いろいろ考えられますが、もっともスタイリッシュに淫語を言い換えられそうなのは音楽用語ではないかと思いました。



つまり、こういう風になります。

・セックス→【セッション】
・身体→【楽器】
・オナニー→【ソロ】
・キス→【イントロ】
・前戯→【リハーサル】
・フェラチオ→【リコーダー】
・クンニ→【フルート】
・射精→【コーダ】
・絶頂→【転調】
・濡れる→【チューニング】
・愛撫→【ピッキング】
・勃起→【クレッシェンド】
・挿入→【サビ】
・喘ぐ→【歌う】
・ペニス→【タクト】
・乳首→【ペグ】
・尻→【ドラム】
・アナル→【サウンドホール】
・クリトリス→【黒鍵】
・膣→【白鍵】
・処女→【デビュー前】
・童貞→【インディーズ】

「ペグをピッキングする」とか「インディーズ少年のタクトは早くもクレッシェンドしていた」とか「リハーサルで何度も白鍵と黒鍵をピッキングされ、彼女は楽器を大きくのけぞらせて歌い転調した」みたいな感じでお使いください。

これをフルール作品に当てはめると……


「うなじまで、7秒」/ナツ之えだまめ著 より》

「あなた、知らないんでしょう? 身体のすみからすみまで愛されて濡らされてとろとろになって、絶頂に我を忘れる――。そういうセックスをしたこと、ないんでしょう? 僕が、あなたに教えてあげる。あなたの身体に、刻み込んであげる」
  彼は伊織の身体を愛撫した。

  ↓

「あなた、知らないんでしょう? 【楽器】のすみからすみまで愛されて【チューニング】されてとろとろになって、【転調】に我を忘れる――。そういう【セッション】をしたこと、ないんでしょう? 僕が、あなたに教えてあげる。あなたの【楽器】に、刻み込んであげる」
  彼は伊織の【楽器】を【ピッキング】した。

あれっ? これ、なかなかいい感じなんじゃない? パッと聞いただけだと音楽の話してるように聞こえない?


【レベル3】カクテルの名前を使う

スタイリッシュといえばカクテルです。誰が何と言おうとそうなのです。思えば昔、カクテルが作れたらモテるんじゃないかと勘違いして勉強を始め、ベースとなるお酒の意外な高さにびっくりして投げ出したのはあまり思い出したくない黒歴史ですが……。

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